就職難という現実と生きるために借りたお金

ちょうど任期満了になる契約の仕事を終えると同時に、今後のために資格を取得するために一旦仕事をしない状態になりました。

 

資格は毎日学校に通って学ぶコースだったので、とても仕事は無理だったのです。とりあえず、失業手当とネット上の内職でつなぎ、通学も終盤に差し掛かるあたりから就職活動を始めていました。

 

昔お世話になっていた派遣会社での就業を希望していたのですが、やはりこのご時世の就職難という厳しさを感じる羽目になりました。いまや求人の多くが派遣にシフトしているため、派遣の求人もかなり競合が激しく、倍率が高くなってしまっています。

 

運良く採用が決まりかけたと思いきや、先方の大人の事情により求人そのものが取り消しになるというショッキングな事件もありました。ハローワークに通いながら派遣としての仕事を探すも、なかなか思うようにいかない日々でした。

 

そうしているうちに、万が一に備えておいた貯金も底をつき始め、毎月の支払いが厳しくなりました。

 

自分で選んだ道の上でのことなので、家族や知人に泣きつくことなどできません。家の仕送りも、いかにも貯金に余裕があるように見せかけて入金しています。

 

しかし、いよいよそうも言っていられない状況に陥り、所持しているクレジットカードのキャッシングでお金を借りることになったのです。あらかじめ限度額が設定されているので、借りることは簡単なのですが、実際に返済するとなるとやりくりに頭を悩ませてしまいます。

 

とにかく仕事を決め、最初のお給料が入ってくるまでをどうにかしのぐことだけを考えていました。クレジットカードを持っていてよかったと思えたことと、きちんと返済という最低限のことを守れていた故の信頼の大切さを改めて感じました。